入浴(ビタミンC・エプソムソルト)
〜肌の最表面(角質層)0.02mmを健康に保つために〜
1. お風呂のお湯と残留塩素
日本の水道水には、衛生を保つために「残留塩素」が含まれています。これには確かなメリットがある反面、毎日浸かるお風呂としては見逃せないデメリットも存在します。
メリット
病原菌や感染症を防ぐための、強力な殺菌作用があります。
デメリット
人間の肌や髪を構成するタンパク質(ケラチンなど)を酸化させ、ダメージを与えます。皮膚のセラミドなどの角質細胞間脂質を傷つけ、肌の水分を保つ「保湿バリア機能」を壊してしまいます。つまり、皮脂膜を奪うため、肌をひどく乾燥させる原因になります。
この残留塩素による肌へのダメージは、アスコルビン酸(ビタミンC)を入れることで完全に無害化することができます。
= デヒドロアスコルビン酸 + 水 + 塩化水素(完全に無害)
1回あたりの分量の目安
一般的なお風呂(約200リットル)に対して:
・アスコルビン酸パウダー: ほんのひと摘み(約0.5g〜1g)
・生レモンを使う場合: スライスにして半分〜1個分を浮かべる
2. エプソムソルト(硫酸マグネシウム:MgSO4)
エプソムソルトとは、塩ではなく「硫酸マグネシウム」というミネラルの一種です。これをお湯に溶かすことで、肌の最表面に素晴らしい効果をもたらします。
- ① 肌のバリア機能を高める
皮膚のセラミドをはじめとする角質細胞間脂質の合成を促進し、肌が自ら潤う水分保持能力を劇的に高めます。 - ② 肌荒れを予防する
皮膚の炎症を優しく鎮め、乾燥によるバリア機能低下から起こる肌荒れやカユミを予防します。 - ③ 生まれ変わりを正常化する
優れた血流促進効果と「筋肉の弛緩(しかん=心地よくほぐれること)」を促し、肌のターンオーバー(生まれ変わり)のサイクルを健やかな状態へと整えます。
分量の目安と安心な特徴
お風呂200リットルに対して 150g 〜 200g を溶かします。
名前に「ソルト」とついていますが、塩化ナトリウム(塩分)は一切含まれていません。そのため、大切な風呂釜や浴槽を傷めたり腐食させたりする心配がなく、どなたでも安心して毎日ご使用いただけます。
3. 理想の入浴時間
身体の芯までしっかりと温まり、かつデリケートな角質層のバリアを崩さない最適な時間です。
長湯しすぎず、ビタミンCとエプソムソルトの上質なお湯にゆったり10分浸かること。
これが肌の最表面0.02mmを守り、毎日を快適に、健やかに動ける身体(本姿)を支える究極の入浴法です。